街頭演説中に凶弾に倒れた安倍晋三元首相の軌跡をたどる写真展「不屈の政治家 安倍晋三写真展~産経新聞カメラマンがとらえた勇姿~」(月刊「正論」主催)が15日、大阪市中央区の大阪城ホールで始まった。
第1次政権を含む通算在職日数が3188日に及び、憲政史上最長となった安倍政権の歩みを産経新聞のカメラマンがとらえた報道写真など約150点を展示。側近だった自民党の萩生田光一政調会長との秘蔵写真も公開している。
この日は、安倍氏と親交のあった日本維新の会前代表で大阪市長の松井一郎氏が来場。「安倍さんはいつも場を盛り上げ、外交の話なども気さくに話してくれる気遣いのある方だった。笑顔の写真を見ていると、生前を思い出して寂しくなる」と振り返った。
21日まで。午前10時~午後6時。入場料1千円(税込み)。大学生以下無料。問い合わせは産経新聞正論調査室(03・3275・8924、平日午前10時~午後5時)。