ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の佐々木朗希投手(ロッテ)の気遣いが、チェコ代表を感激させた。日本の試合がなかった13日、佐々木朗がチェコ代表の宿舎を訪問した。11日のチェコ戦に先発し、四回にウィリー・エスカラ内野手に投球を当てたことを改めて謝罪したという。
佐々木朗は袋いっぱいのお菓子を手に宿舎を訪れ、エスカラにサインボールを手渡して記念撮影にも応じた。心温まる振る舞いに、チェコ代表のパベル・ハジム監督は「野球は戦争やビジネスではなく、紳士のスポーツだと思い出させてもらった。日本のおもてなしにも感謝したい」と述べた。