自民党大分県連は11日、参院大分選挙区補欠選挙(4月6日告示、23日投開票)の候補者として飲食店経営の白坂亜紀氏(56)を選出し党本部に公認申請すると発表した。
候補者を公募していた自民県連は11日、応じた7人のうち、書類選考を通過した有資格者を審査した。野党側も立憲民主党を中心に候補者選びを進めている。
補選は安達澄前参院議員の辞職に伴い投開票される。安達氏は県知事選への立候補を表明している。
白坂氏は大分県竹田市出身で、早大在学中に東京・日本橋のクラブでママになり、その後、銀座で飲食店を経営している。記者会見で「仕事しながら子育てをする苦労を実感してきた。少子化待ったなしの日本で、女性が自由に子供を産んで育てられるよう、経済的に支える政治の力が必要だ」と語った。