12年続く支援に感謝 岩手日報社が特別号外

JR有楽町駅前で、特別号外を配布する岩手日報社の川村公司社長=11日午前
JR有楽町駅前で、特別号外を配布する岩手日報社の川村公司社長=11日午前

岩手日報社(盛岡市)は11日、東日本大震災からの復興の現状と、今も全国から寄せられ続けている支援への感謝を伝える特別号外(8ページ)を約1万6千部発行し、東京都内などで配布した。

紙面では、県外から被災地に移住して地域おこしに励む若者や、震災を乗り越えて活躍する高校球児の思いを紹介。関東大震災から100年の今年は、岩手県出身で、帝都復興院総裁兼内相として東京復興に尽力した後藤新平の功績も取り上げた。

東日本大震災に関する号外は平成24年以降、毎年3月11日に発行しており、今年で12回目。街頭配布のほか、中日新聞社(名古屋市)、京都新聞社(京都市)、愛媛新聞社(松山市)や官公庁などにも置く。

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