「事前了解ない場合も」首相のウクライナ訪問で自民

自民党の高木毅国対委員長=2022年12月2日午前、国会内(矢島康弘撮影)
自民党の高木毅国対委員長=2022年12月2日午前、国会内(矢島康弘撮影)

自民党の高木毅国対委員長は27日、岸田文雄首相が検討するウクライナの首都キーウ訪問を巡り、国会は事後報告も含め柔軟に対応すべきとの認識を示した。「慣例的に首相が海外に行く場合は国会が事前了解しているが、今の状況を考えると当てはまらない場合もあるのではないか」と語った。

首相を含む閣僚が国会開会中に海外訪問する際、国会に事前承認を求めるのが慣例となっている。高木氏は、「安全を確保してウクライナに首相が行くことが必要だ。国会として、それに対応することはあるだろう」と述べた。

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