ウクライナのゼレンスキー大統領は中国に対し、ウクライナに侵攻を続けるロシアを支援しないよう訴えた。「中露が組めば世界大戦が起きる。中国も分かっているはずだ」と警告した。ドイツ紙ウェルト電子版が20日にインタビューを報じた。
ブリンケン米国務長官が19日放映の米テレビ番組で、中国がロシアに殺傷力のある武器提供を検討しているとの情報があると指摘していた。
ゼレンスキー氏は「現時点で不可能だとは思うが、中国には味方であってほしい」と強調した。
ロシアは大規模攻撃を計画しているとされており、ゼレンスキー氏は「今週にもあるかもしれない。だから神経質になっている」と吐露。一方で「ロシアは1年前ほど強くない」と語った。(共同)
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