現在システムメンテナンス中です

会員記事の閲覧など一部サービスがご利用できません。
ご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

2月27日(日)午前5時頃まで

サービス再開時間が前後する場合があります。

→詳細へ

正論

「対中国戦略研究所」の設立を 文化人類学者、静岡大学教授・楊海英

静岡大学の楊海英教授(寺河内美奈撮影)
静岡大学の楊海英教授(寺河内美奈撮影)

外部からの未曽有の脅威に晒(さら)されている日本にとって、今、最も必要なシンクタンクは「中国研究所」である。これは私が考えた仮称だが、その理由を示しておこう。

対中認識不足の政治的欠陥

中国は日本の平和安全を脅かす最大の存在である。沖縄県の尖閣諸島とその周辺海域を一方的に自国領と主張しているだけでなく、日本が世界と緊密に連結している海上ルート上に位置する台湾への野心を隠そうとしない。台湾有事は日本有事だ、と国民的コンセンサスが形成されるほど、北京の威圧的態度に対処しなければならない、と国民の誰もが認識するようになってきた。

ランキング

  1. 【大手町の片隅から】中国の日本人拘束 なぜ経団連は抗議しないのか 乾正人

  2. 【明解説】<戦略的コミュニケーション>同志国増やす価値観共有の外交 青井千由紀・東京大公共政策大学院教授有料プラン記事

  3. 【緯度経度】KBS、まだやっている「日本隠し」 黒田勝弘有料プラン記事

  4. 【産経抄】4月1日無料プラン記事

  5. 【直球&曲球】中江有里 WBCが教えてくれたこと

  6. 【風を読む】恥を跳ね返す厚顔の指導者 論説副委員長・長戸雅子

  7. 【ソウルからヨボセヨ】驚きの地方移転

  8. 酒の安売り規制、消費者利益の本質は

  9. 【佐藤優の世界裏舞台】ウズベキスタンの大統領が亡くなった 「第二イスラム国」の恐れが…

  10. 【多面鏡 事件・司法から今を読む】ひき逃げ2人殺害事件 死刑回避の奇妙な論理 東京社会部長・酒井孝太郎有料プラン記事