米大リーグ、エンゼルスのモレノ・オーナーが今季終了後にフリーエージェントになる大谷翔平について「非の打ちどころのない国際的スター選手。残留を希望する」と述べ、契約延長を目指す意向を示した。8日、ニューヨーク・ポスト紙(電子版)が報じた。
大谷の来季以降の契約はメジャー史上最高規模になると予想され、同紙は獲得に乗り出す球団にドジャース、パドレス、メッツを挙げた。一時は球団売却を検討しながら、1月に今後も継続してチームを保有することを発表したモレノ氏は「どこよりも、われわれにチャンスがある」と再契約に自信を示した。
昨季から取り沙汰されてきた大谷のトレードについては「しようと思えばできたことは事実だが、サイ・ヤング賞候補の先発投手であり、MVP(最優秀選手)級の選手の見返りは実現不可能だろう」と述べた。(共同)