4年1月にも気球確認 九州西方の公海上空

松野博一官房長官(矢島康弘撮影)
松野博一官房長官(矢島康弘撮影)

松野博一官房長官は9日の記者会見で、米国本土上空に飛来し、米軍機が撃墜した中国の偵察気球に関連し、令和4年1月に九州西方の公海上空でも所属不明の類似の気球を確認したことを明らかにした。

日本では2年6月に仙台市、3年9月に青森県八戸市の上空でも米国が撃墜した中国の偵察気球と似た飛行物体が目撃されている。松野氏は「引き続き同盟国とも連携しつつ、大きな関心を持って気球の情報収集・分析に全力を挙げていく」と述べた。

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