米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは8日、コスト削減の一環として約7千人の人員削減を実施する方針を明らかにした。ロイター通信によると、全世界の従業員の3・6%に相当するという。
ロバート・アイガー最高経営責任者(CEO)は、この日の決算説明会で「55億ドル(約7200億円)のコスト削減を目標としている」と表明。映画や動画配信サービス、テーマパークといった現行の事業を3つの部門に再編する方針も明らかにした。アイガー氏は「費用対効果の高い、効率的な事業運営につながる」と強調した。
アイガー氏は同社のCEOを15年間務め、2020年に退任。昨年11月に復帰した。(共同)