野球場でチアリーダーのスカート内を盗撮したとして、京都府警は8日、府迷惑行為防止条例違反(卑わいな行為の禁止)の疑いで、福岡市東区の会社員の男(51)を書類送検した。「アダルトサイトを見て興味を持った。盗撮のスリルが忘れられなかった」と容疑を認めているという。チアリーダーへの盗撮に対する摘発は令和2年に同条例が改正されてから初めて。
書類送検容疑は昨年10月22日、京都市右京区のわかさスタジアム京都で開催されていた大学野球大会で、いずれも兵庫県宝塚市の女子大学生のチアリーダー2人に対してスマートフォンや靴に忍ばせたペン型カメラでスカート内を盗撮したとしている。
府警によると、男は5年前からチアリーダー盗撮のために大阪府などの会場を訪れ、わかさスタジアム京都には5回以上来ていた。男のスマホなどからは犯行当日に盗撮したチアリーダー17人分の動画が発見された。
男の様子を不審に思った大会関係者が会場にいた警察に申告し犯行が発覚した。