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産経抄

2月8日

囲碁の上野愛咲美(あさみ)四段(21)は、昨年の公式戦で男女合わせた全棋士のなかで最多の54勝を挙げ、前年に続いて勝ち星1位だった。男性棋士に比べて女流棋戦に出場できる特権はあるにしろ、実力は折り紙付きである

▼囲碁は陣地の広さを競うゲームだが、武闘派の本人は「戦いのない碁は悲しい」と公言する。第26期女流棋聖戦三番勝負、1勝1敗で迎えた第3局も得意の乱戦に持ち込んだ。大石を取ったり取られたり、ボクシングでいえばノーガードのパンチの打ち合いを制したのは、挑戦者の中学生棋士、仲邑菫(すみれ)三段(13)だった

▼史上最年少でタイトルを獲得した仲邑新女流棋聖は、なぜこれほど強いのか。父はプロ棋士九段、母もアマ強豪という恵まれた環境で幼い頃から研鑽(けんさん)を積んできた。4年前、従来のプロ試験の手続きを省略して抜擢(ばってき)した日本棋院の英断もあった。囲碁AIの普及により新たな戦法が次々に生まれ、若手が有利になったとの指摘もある

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