大阪府和泉市の自宅で業務用冷凍庫内に男性の遺体を放置したとして、大阪府警捜査1課は7日、死体遺棄の疑いで、同市池上町、無職、富田あや容疑者(40)を逮捕した。容疑を認め、「今年1月初旬の深夜に自宅2階の寝室で寝ていた男性を刺した」と供述している。遺体は39歳の交際相手と説明しており、府警は殺人容疑も視野に、司法解剖して身元や詳しい死因を調べる。
逮捕容疑は1月上旬~2月7日、自宅1階の洋室に置いた業務用冷凍庫内に、毛布で覆った男性の遺体を放置したとしている。冷凍庫は施錠されており、遺体の上半身には複数の刺し傷があった。
府警によると、7日午後1時ごろ、富田容疑者とともに府警和泉署を訪れた両親が「娘が旦那さんを殺して家に置いていると言っている」と申告。捜査員が確認のために自宅を訪れて遺体を見つけた。富田容疑者は「業務用の冷凍庫を購入して保管していた」と説明しており、府警は冷凍庫の購入時期や、男性が死亡した経緯を捜査する。