日本維新の会の馬場伸幸代表は8日、千葉県庁で記者会見を行い、衆院千葉5区補欠選挙(4月23日投開票)での野党一本化について「絶対にない」と強く否定した。維新が補選で擁立する新人の岸野智康氏(28)が同席。馬場代表は「一本化するメリットよりも『そこまでして勝ちたいのか』と有権者に与える印象の方が大きい」と指摘し、「絶えない不祥事を正していく」と強調した。
維新は県議選(4月9日投開票)でも議席獲得を目指す。さらに次期総選挙では目標である野党第一党に向け、県内全14小選挙区での候補者擁立を目指すとし、「統一選が終われば、すぐに体制を作って候補者を探していく」(馬場代表)とした。