「私自身もマイノリティだった」 首相、秘書官発言で陳謝

衆院予算委で答弁する岸田首相=8日午前
衆院予算委で答弁する岸田首相=8日午前

「小学校時代、私自身もニューヨークでマイノリティーとして過ごした」

岸田文雄首相は8日の衆院予算委員会でこう言及し、岸田政権では多様性を認め合う包摂的な社会を目指す考えを強調した。

首相は荒井勝喜前秘書官が性的少数者や同性婚をめぐる差別的な発言で更迭されたことについて「政府の方針とはまったく相いれず言語道断だ」と陳謝。「多様性が尊重され、全ての人々がお互いの人権や尊厳を大切にし、生き生きと生きることができる社会を目指していかなければならない」と語った。

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