6日にトルコ南部を震源として起きたマグニチュード(M)7・8の大地震で、トルコや隣国シリアの当局などによると、 死者は両国で計4300人以上となった。被災地では7日未明も救助活動が続いた。
トルコメディアによると、2921人の死亡が確認された。シリアでも被害は拡大し、保健省によると北部アレッポ県などで711人が死亡し、1400人以上が負傷。北西部の反体制派地域で活動する市民組織によると、反体制派地域で730人以上が死亡し、2100人以上が負傷した。
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7日、トルコ南部オスマニエで、救助活動をする人たち(ゲッティ=共同)
各国メディアによると、トルコに対して英国が捜索・救助要員を、ギリシャが輸送機や救助車両、救助犬を派遣。インドは医療チームなどで支援する。日本政府も6日、国際緊急援助隊・救助チームの先発隊をトルコに向けて派遣した。(共同)