地震が発生したトルコへの派遣に先立ち、警視庁本部で行われた出発式=7日午後、東京都千代田区の警視庁本部(大渡美咲撮影)
地震が発生したトルコへの派遣に先立ち、警視庁本部で行われた出発式=7日午後、東京都千代田区の警視庁本部(大渡美咲撮影)

6日にトルコ南部で起きたマグニチュード(M)7・8の地震で、警視庁は7日、行方不明者捜索活動のため、警視庁国際警察緊急援助隊として災害対策課の特殊救助隊員ら計14人と救助犬4頭を現地に派遣した。現地当局とともに捜索や救助活動に当たる。

派遣に先立ち、警視庁本部(東京都千代田区)で出発式が行われ、小島裕史警視総監は「現地は人命優先で緊迫し、過酷な勤務状況であることを認識して隊員同士で緊密に協力しながら任務遂行に全力を尽くしていただきたい」と話した。

警視庁の国際警察緊急援助隊の派遣は、2018年に台湾東部で発生した地震以来。

地震の被害でトルコや隣国シリアでは多くの死傷者が出ており、日本政府は6日、国際緊急援助隊・救助チームの先発隊をトルコに向けて派遣。東京消防庁からは6人が派遣された。





会員限定記事会員サービス詳細