ロマンスカーカフェ閉店 ファン憩いの場、再開発で

小田急線新宿駅の改札内にある「ロマンスカーカフェ」=1月
小田急線新宿駅の改札内にある「ロマンスカーカフェ」=1月

小田急線新宿駅(東京都新宿区)の西口地上改札内にある「ロマンスカーカフェ」が2月25日で閉店する。コーヒーを飲みながら電車が間近で眺められ、鉄道ファンや通勤客らの憩いの場となっていた。駅周辺の再開発に伴い幕を下ろす。

ロマンスカーカフェは2006年3月に開店。ロマンスカー「VSE」などをデザインした建築家岡部憲明氏が店の内装を手がけた。箱根旅行や遠距離通勤の乗客向けにビールやつまみも充実。運営会社社員で元店長の鈴木紀子さん(48)は「常連が多く、無言でも何を頼むか分かるほどだった」と振り返る。

新型コロナウイルス禍を乗り越え、最近は活気が戻りつつあった。だが新宿駅に直結した小田急百貨店を取り壊して29年度に高さ約260メートルの超高層ビルを建てるため、1月に閉店が告知された。鈴木さんは「わくわくした顔のお客さまが集まるすてきな店。思い出の場所として語り継がれてほしい」と願っている。

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