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産経抄

2月6日

おでんに欠かせないこんにゃくが、かつて戦争に使われた。先の大戦末期、旧日本陸軍は米国本土を攻撃するために9300発もの風船爆弾を放った。その材料となったのが、和紙とこんにゃくである。

▼風船爆弾は冬季、高度約1万メートル上空に吹く偏西風に運ばれた。米国本土に到達した約千発により各地で山火事が発生した。オレゴン州では爆発により子供5人を含む6人が死亡した。戦時中、日本軍の攻撃による米本土での唯一の人的被害とされている。

▼米国本土の上空を飛行していた中国の偵察気球のニュースから、風船爆弾を連想した人も少なくないだろう。大陸を横断して大西洋に出たところを、戦闘機のミサイルにより撃ち落とされた。気球は民間の気象研究に用いられており、偏西風に流されて誤って米国に入った。こんな中国側の弁明を真に受けるわけにはいかない。

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