米パンダ、返還前に死ぬ 中国と共同で死因調査

貸与されていたジャイアントパンダ=2022年11月、米メンフィス(ロイター)
貸与されていたジャイアントパンダ=2022年11月、米メンフィス(ロイター)

在米中国大使館は5日までに、中国から米南部テネシー州メンフィスの動物園に貸与されていたジャイアントパンダ1頭が死んだと明らかにした。別の1頭とともに高齢のため中国に返還することになっていた。米中共同で死因を調査する。

死んだのは1日で24歳の雄。中国動物園協会が専門家チームを派遣して米国の専門家と調査する。もう1頭の22歳の雌も皮膚病にかかっている。

海外メディアによると動物愛護団体は2頭が虐待されていると指摘していた。ただ中国動物園協会は、適切に飼育されていたと認定している。(共同)

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