日本の4人、最終選考へ ローザンヌバレエ

第51回ローザンヌ国際バレエコンクールの本選で最終選考に進んだ(左から)井嶋奏太さん、田辺陽奏さん、斎藤杏さん、宮崎圭介さん=3日、スイス・ローザンヌ(共同)
第51回ローザンヌ国際バレエコンクールの本選で最終選考に進んだ(左から)井嶋奏太さん、田辺陽奏さん、斎藤杏さん、宮崎圭介さん=3日、スイス・ローザンヌ(共同)

第51回ローザンヌ国際バレエコンクールの本選が3日、スイス西部ローザンヌで開かれ、同国北部チューリヒのバレエ学校に留学中の田辺陽奏さん(18)=鹿児島市出身、ドイツ東部ドレスデンのバレエ学校に留学中の井嶋奏太さん(18)=千葉県八千代市出身、大阪府箕面市の宮崎圭介さん(15)、東京都大田区の斎藤杏さん(15)の4人が4日の最終選考に進んだ。

今年の最終選考には計22人が進出。この中から11人の入賞者が選ばれ、世界各地の名門バレエ学校やバレエ団で1年間研修する資格と生活費が授与される。

最終選考進出には本選舞台上での出来栄えのほか、2日まで4日間にわたったレッスン期間中の技術を吸収する力も評価対象となった。評価点はそれぞれ半分ずつを占める。現時点での完成度よりも、プロのダンサーとして将来活躍する可能性を秘めているかどうかが重要視されている。(共同)

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