ピラミッドでマラソン大会 日本人学校児童ら力走

ピラミッド前を走るマラソン大会の参加者=3日、カイロ近郊ギザ(共同)
ピラミッド前を走るマラソン大会の参加者=3日、カイロ近郊ギザ(共同)

エジプトの首都カイロ近郊ギザにあるピラミッド周辺で3日、カイロ日本人学校が主催したマラソン大会が開かれた。1972年の開校から50年がたったことを記念して現地の日本人会の会員にも参加を募り、好天の下で子どもから大人まで100人以上が力走した。

日本人学校の福島慎哉校長(65)は開会式で「景色を楽しみながら完走を目指してください」とあいさつ。参加者は1キロ、2キロ、3キロ、5キロのコースに分かれ、三大ピラミッドが間近に見える舗装道路を走った。

マラソン大会に参加し、ピラミッドの前を走る児童ら=3日、カイロ近郊ギザ(共同)
マラソン大会に参加し、ピラミッドの前を走る児童ら=3日、カイロ近郊ギザ(共同)

古代エジプトで使われたパピルスの完走証を受け取ると、児童や生徒に笑顔が広がった。5キロを走った小学2年の児童(8)は「ピラミッドの前で走れてすごく気持ち良かった。最高だった」と話した。(共同)

会員限定記事会員サービス詳細