「最高の相撲を」綱取り貴景勝がトークショー 昭和の四つ相撲からも吸収

初場所に優勝し両国国技館からパレードに出発する貴景勝(右)=1月、両国国技館(撮影・蔵賢斗)
初場所に優勝し両国国技館からパレードに出発する貴景勝(右)=1月、両国国技館(撮影・蔵賢斗)

大相撲春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)で横綱昇進に挑む大関貴景勝が4日、東京・両国国技館で行われたNHK福祉大相撲のトークショーに登場し、昭和の取組映像を研究しているエピソードを披露した。

取り口に安定感が出るよう、得意の突き押しではなく、四つ相撲の足の運びや体のぶつけ方をよく見ているそうで、「腰から下をとにかく強くして、突きの手は最後に出てくる〝付属品〟と考えてやっている」という。

綱取りに関しては「自分で(昇進を)決められるわけではない。最高の相撲を取って、千秋楽に『やりきった』という気持ちになれればいい」と抱負を語った。

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