加世田「MGCにつながる走りを」 香川・丸亀国際ハーフ、5日に3年ぶり開催

前日会見でポーズをとる(左から)谷本観月、阿部有香里、パウリン・カムル、シニード・ダイバー、加世田梨花、川内理江=4日、香川県丸亀市
前日会見でポーズをとる(左から)谷本観月、阿部有香里、パウリン・カムル、シニード・ダイバー、加世田梨花、川内理江=4日、香川県丸亀市

香川・丸亀国際ハーフマラソン(5日・Pikaraスタジアム発着、産経新聞社など共催)に出場する有力選手が4日、香川県丸亀市内で会見し、女子マラソンで2時間21分55秒の記録を持つ加世田(かせだ)梨花(ダイハツ)は「1時間8分台が目標。マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)につながる走りができれば」と10月に開催されるパリ五輪選考会を見据え、意気込みを口にした。

過去2年は新型コロナウイルスの影響で開催が見送られたため、3年ぶりのレースとなる。今大会は優勝賞金5千ドル(約66万円)に加え、世界記録を更新すれば1千万円、日本新記録なら500万円、大会新で300万円のボーナスが贈られる。

前日会見でポーズをとる(左から)川内優輝、神野大地、アレクサンダー・ムティソ、ジャック・ライナー、西山雄介、星岳=4日、香川県丸亀市
前日会見でポーズをとる(左から)川内優輝、神野大地、アレクサンダー・ムティソ、ジャック・ライナー、西山雄介、星岳=4日、香川県丸亀市

2018年にボストン・マラソンで優勝経験がある男子の川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は「私自身は海外のマラソンで数千万円稼いでいる。(優勝賞金やボーナスが)こうして公表されるのはいい流れだと思う」と歓迎した。

会員限定記事会員サービス詳細