北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が4日、メイン会場の大通公園(札幌市中央区)で開幕した。今年で73回目。3年ぶりの開催で、11日までの期間中、大小約160基の雪像や氷像が来場者を楽しませる。
大通公園の会場には、高さ約12メートルに及ぶプロ野球日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」の大雪像などが登場。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、飲食ブースは設けず、通路を一方通行にして混雑しないよう警備員が誘導。会場の混雑状況をインターネット上で配信する。
雪まつりは1950年に始まり、例年は国内外から200万人以上が訪れる。2021年と22年は新型コロナ感染拡大の影響で中止となり、オンラインで雪像の制作風景などを公開する代替イベントが行われた。