「借金返済のため」 中学校長が25万円着服し懲戒免職 京都

京都府教育委員会は3日、勤務先の中学校の生徒会費など計25万円を横領したとして、亀岡市立別院中の男性校長(58)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。「投資用マンションの借金が数百万円あり、返済に充てた」などと話しているという。

府教委によると、昨年9~10月、校長室の金庫から生徒会費や副教材費など22万円を抜き出し、12月には今年3月に閉校する同校の記念冊子の寄稿者への謝礼3万円を着服した。

1月に府教委などに匿名のメールが届き発覚。既に全額返済した。

男性校長は同僚ら約20人に1万~3万円の借金をしていたほか、消費者金融などからも借り入れしていたという。

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