遺体安置室侵入の罪で有罪 葬儀場元職員

東京地裁が入る建物(今野顕撮影)
東京地裁が入る建物(今野顕撮影)

女性の遺体の胸などを触る目的で、勤務していた葬儀場の安置室に侵入するなどしたとして、建造物侵入罪などに問われた東京都墨田区の無職、篠塚貴彦被告(42)に対し、東京地裁は3日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。1月の初公判で起訴内容を認め、侵入時の様子を撮影したと説明し「スリルを味わっていた」と話していた。

起訴状によると、令和3年11月~昨年6月、東京都大田区の葬儀場の安置室や冷蔵室に3回侵入したとされる。葬儀場のトイレに携帯電話を設置し、女性25人を盗撮した罪にも問われた。

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