現在システムメンテナンス中です

会員記事の閲覧など一部サービスがご利用できません。
ご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

2月27日(日)午前5時頃まで

サービス再開時間が前後する場合があります。

→詳細へ

正論

半導体規制、「対中」を避けるな 明星大学教授・細川昌彦

基板上の半導体チップ(ロイター)
基板上の半導体チップ(ロイター)

米国の先端半導体の対中輸出規制に日本、オランダが同調することに合意したと伝えられている。バイデン大統領も首脳会談で要請したものだ。これまで日本政府は「外交上のやりとりなのでコメントは控える」と繰り返すだけで、一方のバイデン政権は盛んにPRする。その結果、日本のメディアの多くは「米国の規制に追随する日本」との見方に終始し、本質がなかなか国民に伝わらない。

追随印象を招く説明不足

まず実態はこうだ。米国は半導体の対中輸出規制で日欧と2年近く前から協議してきた。だがバイデン政権の調整力不足もあって、なかなかまとまらない。しびれを切らした対中強硬の米議会は中間選挙を控えて圧力をかけ、バイデン政権は仕方なしに米国だけで〝先走って〟規制を打ち出した。米産業界の声を受け「日欧に追随を求める」と言う。オランダが不満を吐露するのも当然だ。

ランキング

  1. 【風を読む】電力叩きでエネ安保強まるか 論説副委員長・井伊重之有料プラン記事

  2. 【主張】ロシア戦術核 ベラルーシ配備の撤回を

  3. 【産経抄】3月28日無料プラン記事

  4. 【産経抄】民主党政権が「電波止めるゾ」と恫喝したのをお忘れか 2月13日

  5. 【主張】文化庁の京都移転 地方創生を進める契機に

  6. 【パリの窓】ドカーン、ドカーンと催涙弾 デモと生きる平和な日

  7. 【浪速風】暴力で失った無念

  8. 【正論】「オールジャパン」で物価目標達成 双日総合研究所チーフエコノミスト・吉崎達彦無料プラン記事

  9. 【産経抄】3月27日無料プラン記事

  10. 【産経抄】3月26日無料プラン記事