マッカーシー米下院議長(共和党)は1日、自身が台湾訪問を計画しているとの報道に中国が反発していることについて「いつ、どこに行こうと中国の指図は受けない」と述べた。ホワイトハウスで記者団に語った。
早ければ春にも訪台するため国防総省が計画を立案中だと報じられている。昨年8月には当時のペロシ下院議長(民主党)が現職下院議長として25年ぶりに訪台しており、マッカーシー氏も訪問すれば2年連続となる。
昨年11月の中間選挙で多数派を奪還した下院共和党は、今年1月に中国との戦略的競争に関する特別委員会を設置。台湾、人権などの問題や中国の知的財産権侵害を巡る責任を徹底追及する方針を示している。(共同)