ロシアの侵攻を受けるウクライナを訪問したタレントのデヴィ夫人が2日、都内で取材に応じ「ウクライナを負けさせるようなことは絶対あってはいけない。そうなれば、民主主義の墓場となってしまう」と強調、ウクライナへの継続的な支援の重要性を訴えた。
デヴィ夫人は1月、ウクライナ入り。車で首都キーウ(キエフ)や多数の民間人が虐殺されたキーウ近郊ブチャの病院などを訪れ、防寒着やおむつを届けた。
デヴィ夫人は帰国後ロシアとの友好を重視する鈴木宗男参院議員(日本維新の会)や森喜朗元首相を「老害」とツイッターに投稿。鈴木氏は反論している。
また、デヴィ夫人が運営に関わる財団が在日本ウクライナ大使館に集まった支援物資の輸送費用捻出に協力。石油ストーブや医療品などを積んだコンテナ4個が2月中にも現地に届く予定だとしている。