東京都は2日、都内で季節性インフルエンザの感染が拡大しているとして「流行注意報」を発令した。
都によると、定点あたりの感染報告数が週に10人を超えたのは、八王子市(22・83人)、荒川区(20・57人)、町田市(19・54人)など都内の保健所31カ所中9カ所。管内の人口合計が都全体の34・86%となり、発令基準の30%を超えた。
福祉保健局は「今後、大きな流行に拡大する可能性がある」として、予防策やワクチン接種を呼びかけた。都は昨年12月22日、令和元~2年にかけてのシーズン以来、3期ぶりに季節性インフルエンザの流行期に入ったと発表していた。