鳥取・米子で「珍鳥総選挙」 当選“鳥”は来年のカレンダーに

米子水鳥公園で始まった「珍鳥総選挙」のポスターを手にする桐原佳介統括指導員=1日午前、鳥取県米子市
米子水鳥公園で始まった「珍鳥総選挙」のポスターを手にする桐原佳介統括指導員=1日午前、鳥取県米子市

鳥取県米子市の「米子水鳥公園」で1日、珍しい野鳥の写真を掲示し、来園者が好みの鳥に投票する「珍鳥総選挙」が始まった。園で確認された希少種のうちツルやワシの仲間など絶滅危惧種や外見が特徴的な鳥20種から上位12種を選び、2024年の園オリジナルカレンダーに掲載する。

珍鳥はコウノトリやオジロワシ、黒いしゃもじのようなくちばしを持つクロツラヘラサギなど。園内で捉えた写真には「シベリア生まれ」「野鳥ファン憧れの鳥」など説明が添えられ、希少性が星の数で示してある。 

桐原佳介統括指導員(49)は「珍鳥が飛来するのは良い環境である証し。湿地には生き物のにぎわいがあることを知ってもらえたら」と話した。

米子水鳥公園で始まった「珍鳥総選挙」で掲示された珍しい野鳥の写真=1日午前、鳥取県米子市
米子水鳥公園で始まった「珍鳥総選挙」で掲示された珍しい野鳥の写真=1日午前、鳥取県米子市

投票は27日までで、結果は3月1日までに発表する見込み。園は19年から毎年異なるテーマで総選挙を実施しており、今回は第5弾。

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