サッカーの元日本代表FW三浦知良(55)が、J1横浜FCからポルトガル2部のオリベイレンセに期限付き移籍することが決まった。1日、両クラブが発表した。プロ38年目の三浦は海外でのプレーは5カ国目。「新天地でも自分らしくプレーしている姿を皆さまに届けられるように努力します」とコメントした。
代名詞の背番号11にちなんで、ポルトガル時間の午前11時11分に発表された。オリベイレンセは横浜FCの親会社が経営権を取得したクラブで、2部リーグで18チーム中9位(1日現在)。三浦は昨年末にポルトガルで施設を見学。プレーに加え、日本選手の欧州進出の橋渡し役も期待されているという。
静岡県出身の三浦は2005年から横浜FCに所属。昨季は日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズに期限付き移籍し、18試合2得点。得点、出場のJFL最年長記録を大幅に更新した。海外では過去にブラジル、イタリア、クロアチア、オーストラリアでプレーした。(共同)