ラトビア、ロシア勢など復帰の場合は五輪不参加検討

スイスのローザンヌにある国際オリンピック委員会(IOC)本部(ロイター)
スイスのローザンヌにある国際オリンピック委員会(IOC)本部(ロイター)

ラトビア・オリンピック委員会は、ロシアとベラルーシの選手が来年のパリ五輪への参加を許可された場合、大会のボイコットを検討することが分かった。1日、AP通信が報じた。ラトビアは旧ソ連から独立したバルト3国の一つ。

国際オリンピック委員会(IOC)は、ウクライナへの侵攻で国際大会から除外されたロシアとベラルーシの選手の復帰を「中立」の立場などの条件付きで検討している。ラトビア・オリンピック委員会のティクメルシュ会長は地元テレビ局に「今、五輪が開催されて両国の選手が出場できるなら、ラトビア選手団は大会に参加しないだろう」とコメントした。

ラトビアは東京五輪のバスケットボール3人制で男子初代王者となった。

この問題をめぐっては、ウクライナ・オリンピック委員会もパリ五輪のボイコットの可能性を協議している。(共同)

IOCがロシア選手の国際大会復帰検討 中立など条件

ロシア出場ならパリ五輪不参加も ウクライナのスポーツ相 英報道


会員限定記事会員サービス詳細