1日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めペースを緩めるとの見方から前日に米国株が上昇したことを好感し、朝方から買い注文が先行した。上げ幅は一時200円を超え、取引時間中としては約1カ月半ぶりの高値を付ける場面もあった。
午前終値は前日終値比49円11銭高の2万7376円22銭。東証株価指数(TOPIX)は3・38ポイント高の1978・65。
前日の米ダウ工業株30種平均は反発した。ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発した。
1日の東京市場でもこの流れを引き継ぎ、買いが優勢だった。前日発表された決算内容も手掛かりに半導体関連銘柄が買われ、相場を支えた。