米ツイッターがイーロン・マスク氏による買収に伴う融資について、初めての利払いを実施したことが分かった。欧米メディアが報じた。モルガン・スタンレーなどに約3億ドル(約390億円)の利払いを実施した。
マスク氏は、昨年10月に総額440億ドルでツイッターを買収し、株式を非公開化した。複数の金融機関から融資を受けており、三菱UFJフィナンシャル・グループやみずほフィナンシャルグループも参加している。マスク氏が設立した会社がツイッターと合併したため、ツイッターが借り入れを引き継いだ。
マスク氏は買収以降、従業員の大量解雇などコスト削減を進めている。ブルームバーグ通信によると、ツイッターの年間の利払いは12億ドルを超える見込み。金利上昇によってさらに増える可能性があるという。(共同)