唯一キャンプインしない西武の松井監督は「時間を有効に」

取材に応じた西武・松井稼頭央監督=ベルーナドーム(撮影・田村亮介)
取材に応じた西武・松井稼頭央監督=ベルーナドーム(撮影・田村亮介)

12球団で唯一、6日にキャンプインする西武の松井監督は1日、埼玉県所沢市のベルーナドームで取材に応じ「日本の(現役の)時は2月1日が『お正月』という気持ちだった。(遅らせた分)気持ちにも余裕ができると思うので、選手には時間を有効に使ってもらいたい」と期待した。キャンプインまでは選手個々に練習の有無や内容を任せており、球場に隣接する施設で汗を流す選手もみられた。

3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開催で例年より約1週間、開幕が遅くなるため、キャンプのスタートも遅らせた。「今の選手たちは、自分で考えて練習する」と自主性を尊重した。

宮崎・南郷でのキャンプでは2日目以降、強度を上げたメニューを組む方針。指揮官は「キャンプ期間が短い分、より内容は濃くなる。(6日キャンプインを)まずは1度、やることに意義がある」と話した。

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