関大などで一般入試スタート 志望動向は「やや強気」

試験会場に向かう受験生ら=1日午前、大阪府吹田市の関西大学(柿平博文撮影)
試験会場に向かう受験生ら=1日午前、大阪府吹田市の関西大学(柿平博文撮影)

関西大、関西学院大、立命館大の一般入試が1日始まり、関西の主要な私立大の入試が本格化した。同志社大の一般入試は4日から順次行われる。

関西大千里山キャンパス(大阪府吹田市)ではこの日、社会、経済などの10学部に8091人が志願。緊張した様子の受験生が次々と会場に入っていった。大阪府内の私立高3年、四方海斗さん(18)は「これまで過去問を解くなどできることは全てやった。勉強してきた成果を最大限発揮したい」と話した。

関大の2月の一般入試には前年比3・8%減の約5・5万人が挑む。今年は理工系学部に加え、文理の枠を超えた総合情報学部や社会安全学部の人気が高まっているといい、関大の担当者はAI(人工知能)やデータサイエンス人材の需要の高まりが背景にあるとみている。

旺文社教育情報センターによると、少子化などの影響で全国の大学の志願者数は前年比約2%減の62・4万人となる見込み。志望動向にやや強気志向がみられるという。

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