自宅で出産直後の新生児の遺体を用水路に捨てたとして、京都府警向日町署は1日、死体遺棄の疑いで京都府向日市の無職少女(15)を逮捕した。同署によると、「赤ちゃんの死体を捨てたことに間違いありません」と供述し容疑を認めている。新生児は男の子で、司法解剖の結果、死因は窒息死とみられ、同署が死亡した経緯を調べている。
逮捕容疑は1月29日、自宅で出産した生後間もない男児の遺体を近くの用水路に遺棄したとしている。
同署によると、1月30日午前0時35分ごろ、少女の家族が「娘が子供を産んで川に捨てたと言っている」と110番。約20分後に捜索中の警察官が自宅近くの用水路で衣類にくるまれた状態で沈んでいる男児を発見し、病院で死亡が確認された。
家族は妊娠に気付いていなかったという。