日本ハムの新庄監督は1軍キャンプ地の沖縄県名護市で昨年に続いて花火大会を開催した。「自分が監督を辞めても何十年も続けてほしい。名物の一つとして」と約2200発がはじけた夜空をグラウンドに設置した特設ステージから見上げた。
新型コロナウイルスがまん延する中でのキャンプとなった昨季、医療従事者や自治体への感謝を示すために実施。交流サイト(SNS)などで多くの反響が届いたという。今年は照明の当て方に不満があったようで「失敗があるから次に生かせる。来年はもっと派手なやつをやっていきたい」と笑った。
花火には激しいレギュラー争いを控える選手を鼓舞する意味合いもあった。ミーティングでは「優勝に貢献できない選手は遠慮なく(2軍へ)落とします」と通達。昨年とは違った緊張感を漂わせながら、キャンプインを迎える。