セルフレジで酒購入可能に カード読み取り年齢確認

セルフレジで購入商品の金額を確認し、スマートフォンで支払いを行う女性=東大阪市の近鉄布施駅
セルフレジで購入商品の金額を確認し、スマートフォンで支払いを行う女性=東大阪市の近鉄布施駅

河野太郎デジタル相は31日の記者会見で、コンビニのセルフレジでの酒やたばこの販売が同日から可能になったと明らかにした。マイナンバーカードや運転免許証の読み取り機をレジに取り付け、20歳以上かどうか確認する。機器を設置した店舗から順次、買えるようになる。

これまで20歳未満の購入を防ぐため、店員による年齢確認が義務付けられていた。セルフレジでの販売で店側の省力化につながる。河野氏は「マイナカードの利便性を実感する機会になる」と強調した。

政府のデジタル臨時行政調査会が昨年11月にマイナカードなどを使った年齢確認による販売を容認し、コンビニチェーンなどでつくる日本フランチャイズチェーン協会が導入に当たっての指針をまとめた。




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