羽田空港第3ターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」が31日、全面開業した。日本の特産品や伝統工芸を販売する商業エリアや、全国各地につながる高速バスターミナルが新たにお目見えした。訪日外国人客の回復が見込まれる中、日本の玄関口としてにぎわいそうだ。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年4月の開業を延期していた。施設は12階建てで延べ床面積は9万1500平方メートル。住友不動産グループが開発、運営する。
今回開業した商業エリアには日本各地から誘致した物販や飲食など74店舗が出店。和菓子や扇子、日本茶といった商品が店頭に並び、すしやしゃぶしゃぶといった和食が楽しめる。
バスターミナルは、東北や北陸、関西方面に30便を運行する。観光客の回復に合わせて、路線を拡大する。