民家で就寝中の住人を脅して金品を奪ったとして、大阪府警捜査1課は31日、強盗容疑などで、大阪府枚方市都丘町、無職、隠岐宗太郎(そうたろう)容疑者(23)を逮捕した。「生活をするためにどうしても金が必要だった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は28日午前0時半ごろ、同市新之栄町の民家に無施錠だったトイレの窓から侵入。1階の寝室で寝ていた住人女性(67)を「金目の物を出せ。警察に言ったら殺すぞ」などと脅し、女性が差し出した現金約5万円と、指輪数点が入ったケース1個(計35万4500円相当)を奪ったとしている。女性と2階で寝ていた同居の娘にけがはなかった。
府警によると、隠岐容疑者は「事件前にも同じ家に2回侵入した」と供述。女性宅からは現金やクレジットカードがなくなっており、関連を調べる。
付近の防犯カメラの映像から浮上した。