ウクライナ侵攻でスポーツの国際大会から除外されたロシアとベラルーシの選手の復帰を検討している国際オリンピック委員会(IOC)は30日、ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問から「IOCは戦争の奨励者だ」などと批判されたことを受け、「中傷的な発言を、最大限の強い言葉で拒否する。いかなる建設的な議論の基礎にもなり得ない」と反論した。
ポドリャク氏はツイッターで「ロシアマネーで五輪の偽善を買っているのは明らかだ。そうだろ、バッハ会長」と過激なコメントをしていた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は同日、デンマーク政府に対し、ロシアとベラルーシの選手を国際大会から排除するための活動に加わるよう呼びかけたことをビデオ演説で明かした。(共同)