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私の藤井聡太論

1年で凄みをまとった 作家・柚月裕子

対談で色紙を手にする藤井聡太棋聖と作家の柚月裕子さん=令和3年、都内(三尾郁恵撮影)
対談で色紙を手にする藤井聡太棋聖と作家の柚月裕子さん=令和3年、都内(三尾郁恵撮影)

一昨年、昨年と、ヒューリック杯棋聖戦の観戦記を書くため千葉県に赴いた。昨年、対局場に向かうバスの待合室で藤井さんを見た瞬間、「雰囲気が違う」と感じた。

一昨年は対談もした。言葉遣いこそ成熟していても、まだ幼い印象だった。それが、昨年の待合室では凄みをまとっていた。幼さはまったく感じず、「10代の棋士」ではなく「大一番を前にした1人の棋士」だった。対局も凄みと気迫に満ちていた。

1年で何があったのだろう。一昨年の棋聖戦時は二冠、昨年は五冠と獲得タイトル数が増えた。自覚や周囲の期待、昨夏で20歳になったという年齢も相まって、凄みにつながったのかもしれない。

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