フジテレビ系が誇る2大お笑い番組が初コラボすることが31日、分かった。
3月4日にピン芸人の日本一を決める「R-1グランプリ2023」(後7・0)と、今最も面白い芸人たちの渾身ネタを届ける土曜プレミアム「ENGEIグランドスラム」(後9・0)が、4時間超えの連続で生放送されるのだ。
2002年から開催している「R-1」は、昨年記念すべき20回大会を迎え、エントリー3199人の中からお見送り芸人しんいちが優勝を果たした。今大会は、前回を上回る3537人がエントリー。決勝当日のMCは、3年連続で霜降り明星と広瀬アリスが務める。
続く「ENGEI」は“日本一豪華なネタ番組”をコンセプトに漫才、コント、ピン芸に至るさまざまなジャンルの芸人たちが一堂に会し、第20弾となる今回は19年8月以来、約3年半ぶりに生放送を敢行。おなじみのナインティナインと松岡茉優がMCを務める。
注目の顔ぶれが続々と登場するが、「M-1グランプリ2022」の覇者・ウエストランドの出演も決定。「M-1」決勝のネタの中で「M-1にはあるけどR-1にないものは…夢!」と「R-1」をいじり、お笑いファンの間で大バズりしたのも記憶に新しいところ。生放送のコラボ舞台で何が起きるのだろうか。コラボ企画は今後も発表が待たれる。
「R-1」の梅田一路チーフプロデューサー(カンテレ)は「“笑いの生祭典”という形でタッグを組むことで、ピン芸日本一が決まる夜をより視聴者のみなさまに楽しんでいただける。頂点に立つチャンピオンにとって忘れられない夜を味わってほしい」、「ENGEI」の上野貴央チーフプロデューサー(フジテレビ)も「初めてのことでワクワクしている。豪華な芸人さんが今回は生で漫才やネタを披露されるし、生放送ならではのR-1とのスペシャルなことができればと考えているので楽しみにしていただきたい」とそれぞれ語った。
(産経デジタル)