韓国サムスン電子が31日発表した2022年10~12月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比69%減の4兆3100億ウォン(約4500億円)となった。聯合ニュースによると、市場予想を大幅に下回り、四半期の利益が5兆ウォンを下回るのは14年7~9月期以来。世界的な景気減速を背景とした半導体の需要不振が響いた。
22年通年の営業利益は前年比16%減の43兆3800億ウォンだった。売上高は、上半期が好調だったことから前年比8%増の302兆2300億ウォンで、初めて300兆ウォンを突破した。(共同)