サッカーのイングランド協会(FA)カップ4回戦リバプール戦で、ブライトンの三笘薫が土壇場で技ありのゴールを決め、劇的な勝利に導いた。左クロスを右足アウトサイドでトラップ。シュートを打つと見せかけて軽く浮かせ、右足で豪快に蹴り込んだ。高い技術と冷静さを発揮し、「キックフェイントを入れたら(相手が)跳ぶのは分かっていた。落ち着いて決められてよかった」と話した。
昨年12月31日のリーグ戦から公式戦6試合で4ゴールと勢いが止まらない。不動の左MFとして存在感が際立つドリブラーは「勝ちもついてくればもっと信頼を得られるし、いい循環だと思う」と好調を実感している。(共同)