「シーナ&ロケッツ」鮎川誠さんが死去

「シーナ&ロケッツ」のギタリストでミュージシャンの鮎川誠さん=2019年3月、東京都世田谷区(宮川浩和撮影)
「シーナ&ロケッツ」のギタリストでミュージシャンの鮎川誠さん=2019年3月、東京都世田谷区(宮川浩和撮影)

ロックバンド「シーナ&ロケッツ」のギタリストでミュージシャンの鮎川誠(あゆかわ・まこと)さんが29日、膵臓がんのため死去した。74歳。福岡県出身。告別式は家族で行う。葬儀は「鮎川誠〝ロック葬〟」として、2月4日午後5時から8時まで、東京都世田谷区代沢3の27の1、森巌寺開山堂で行う。喪主は長女、陽子(ようこ)さん。

昭和53年、妻でボーカルのシーナ(故鮎川悦子)さんらとバンドを結成し、「涙のハイウェイ」でデビュー。「ユー・メイ・ドリーム」「ピンナップ・ベイビー・ブルース」などのヒット曲を出した。

所属レコード会社によると、昨年5月にがんと判明、余命宣告をされていたが公表しなかった。治療を受けながら全国ツアーを行った。昨年末、一時入院したが、懸命に回復に努めていたという。

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