住宅ローン金利どうなる　日銀が政策修正も変動金利は低位安定か

住宅ローン金利の先行きに注目が集まっている。日本銀行が昨年１２月に大規模緩和策を一部修正したことで、各金融機関が住宅ローンの固定金利を引き上げたためだ。日銀が追加の政策修正を行う可能性も浮上し、市場では今後、固定金利だけでなく変動金利も上昇するのではないかとの不安がくすぶる。金利引き下げ競争が限界を迎える中、各金融機関はサービス面の充実を模索。専門家は冷静な比較検討や資産形成を呼びかけている。

■金利上昇へ不安広がる

「今後の金利はどうなるんですか」「金利を上げないでくれ」